1000年以上の歴史を持つ三重県津市の曹洞宗の中本山、四天王寺の納骨室を内包する永代供養観音堂の計画。地面の一部を切り開き屋根とすることで、境内の参道が形作るかのようなデザインとした。植栽で覆われた屋根は、季節により花が咲き、枯れていく、その様を命の尊さと重ね合わせた。